鉱物調達に関する方針｜スパッタリングターゲット・ボンディング・薄膜材料｜株式会社湘南電子材料研究所 SEML

当社では複数の原産地から調達された様々な種類の鉱物及び鉱物由来の材料を取り扱っています。これらの鉱物の中には、その採掘地や精錬所において著しい人権侵害・環境破壊が存在していたり、あるいは武装勢力の資金調達が行われているもあります。このような紛争地域や高リスク地域はリスト化されており、これを参照することで同地域からの鉱物の供給を避けることは現代における企業の社会的責任の一つとされています。
株式会社湘南電子材料研究所では、このような社会的責任を全うするため「責任ある鉱物調達ガイドライン」を定め、社員に徹底すると共に皆様に公開いたします。

1.紛争鉱物調査の実施
経済協力開発機構（OECD）が定めたデューディリジェンス・ガイドラインに基づき、当社が調達するタンタル、タングステン、すず、金及びマイカが、コンゴ民主共和国及びその周辺国において武装勢力の資金源になっていないことを確認する

2.その他の原産地調査
コンゴ民主共和国及びその周辺国以外の紛争地域、高リスク地域からの意図しない調達を避けるため原産地調査を行う

3.速やかな調達再変更
当社の原料調達において、万が一責任ある鉱物調達に対するリスクが確認された場合は、速やかに仕入先様に対しサプライチェーンの変更を要求し、実施して頂きます

4.情報開示
当社における責任ある鉱物調達に関してお客様よりご要求があった際には、速やかに適切な情報開示を行います